民主主義の成熟度


ずっと前から頭の中にあった政治ネタです。
ある国の民主主義の成熟度を測るには、どうすればよいかという話。
ズバリ、その国の国民が自分たちの指導者を「アホ」といえるかどうかで決まってくるんじゃないかと思います。

https://www.afpbb.com/articles/-/3285084?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3285236

ということで、アメリカ合衆国は民主主義の成熟度が高い国だと言えます。
日本の報道では、いつも問題が噴出しているように見える韓国も、民主主義が進んでいると思っています。
どちらも、堂々と政権を批判することができる国です。

日本では内閣や首相の支持率というものがありますが、支持する理由に「なんとなく」とか「ほかの人よりいいから」というのがあることはそう悪いことではありません。
民主主義が成熟しているので、誰が政権を担当してもそう変わらないレベルが保たれる、国民は安心しているということだからです。
逆に「未来を切り開いてくれるから」とか「国家の救世主だから」という理由は怖いです。
それは、まるで1930年代のドイツですね。




私の好きなアメリカ人地理学者であるジャレット・ダイヤモンド氏は、国家の種類を「民主主義の国家」と「権威主義の国家」というふうに大雑把に分けてインタビューに答えていました。
20世紀の二軸は「資本主義」と「共産主義」だったですが、21世紀の現在では当を射た言い方だと思いました。
氏はベストセラーの「銃・病原菌・鉄」の著者で、人類学者とも、または歴史学者とも言える幅の広い研究対象を持つ人です。
その話はいつも面白いなと感じています。
「権威主義の国家」はよい政策を行いそのスピードも速いが、それと同じ頻度で悪い政策も行うと論じていました。




今私が一番嫌いなものであり、民主主義を蝕むものとして考えられるのがポピュリズム。
民衆主義とか大衆主義と訳されるようですが、私は「人気主義」の方が合うと思っています。
選挙に勝つためにウケのいい政策を優先する傾向が強く、情報化社会の波に乗って今後ますます増大していきそうな気配です。
大局的な歴史の流れや政策の実効性よりも、大衆に迎合した宣伝文句を使ってイメージ作りや人気取りに終始するので、やがては衆愚政治を生んでいくと思います。
というか、すでにそういうものは生まれています。

もう一つは、国家政権の長期化です。
特に中国やロシアといった大国がそうなっているのは、世界のためにはよいことではないと思います。
少し前を思い出すと、独裁者の長期政権がその末期に崩壊し、殺害または処刑された例としてリビアのカダフィ大佐やルーマニアのチャウシェスク大統領などがいました。
長期政権は、その末期に臨機応変に軌道修正ができない権力構造を生んでしまうのが通例です。
反対に長期政権でも評価されている例として、武帝(前漢)、エリザベス1世(イギリス)、ピョートル大帝(ロシア)、ルイ14世(フランス)らが挙げられますが、いずれも王権による支配で、ルールを変更してでも権力の座に居座ったとは言えません。




国王のいる民主主義国家は数多く存在します。
日本の天皇も血統で決まりますから、世界的には国王と見られていると思います。
先進国のいくつかの国では、国王を制度として組み込むために、民主主義の制度が整理され、強化されてきました。
それらの国では「君臨すれども統治せず」、または日本のように「君臨もしないし統治もしない」の政治理念が浸透しています。
現状の世界を見ると、王権の強い弱いは存在していますが、そのことが著しく民主主義を阻害している国はないと思います。

しかし、生まれながらに国王になる可能性がある人間とそれがない人間が存在することは、完全な平等ではありません。
歴史において国王を処刑した例では、ピューリタン革命、フランス革命、ロシア革命が有名です。
その後イギリスは国王のいる議院内閣制になり、フランスは紆余曲折を経て大統領制となって多くの民主主義国家のモデルとなりました。
今のところ、ソ連型共産主義は失敗であったという見方が一般的です。

現在の私たちの住んでいる時代の評価は、私たちの子孫がしてくれるでしょう。
しかし彼らがどういう評価をするのか、それを想像することは、私にとってなかなか楽しいことだと思っています。






「見る」と「観る」


文章を書いていて、ときどき迷うのが「見る」と「観る」の使い分けです。


「観劇」という言葉があるから、舞台の芝居を鑑賞しているときは「観る」を使うということはわかる。
なるほど、それなら映画も鑑賞するものなので「観る」か。
テレビを使用して何かの芸術的なものを鑑賞する、そういう目的で使った場合は「テレビを観る」となるわけだ。

映画以外のものはどうなるんだろう。
テレビドラマ、ドキュメンタリー、音楽番組、マンガなども、一応意図を持って制作されたものだから「観る」でOK。
スポーツ中継は、観戦するともいうから「観る」になるよな。

じゃあ、ぼーっとテレビをつけてた場合はどうなるんだ?
例えば、洗濯物をたたむときにニュースやバラエティー番組をかけっぱなしにしていたとする。
これは「観る」とは言いにくいよなあ。

「テレビで映画を観ました。」と、「ヒマ潰しにぼーっとテレビを見ていました。」
意味からいうとそういう使い分けになるみたいだけど、よく考えると、子どものときから今までの間、そんなことを教えてもらったり考えたりした覚えはないなあ。
第一「テレビを観る」って書きにくいし。





そこで、「TRANS.Biz」というビジネス用語を解説したWebページがあったので、調べてみました。
だいたいは私の考えていたことで合ってるみたいだけど、一つ大切なことが載っていました。
当用漢字常用漢字註1の読みでは、「見る」はあるが「観る」はないとのこと。
それで新聞やテレビのテロップでは「見る」で統一しているとのこと。

これはいいことを知りました。
私もそれに習って「見る」と書くことにします。
今までも、難しい言葉はできる範囲でよくわかる表現にしたり、難しい漢字は仮名に直したりふり仮名を付けたりしてきたので、その流れに合っています。

何でも調べてみるもんだな。
ただし、面倒なので今まで書いたものを書き直したりはしません(いつ書いたか覚えてないし)。
これからそうする、ということです。



「TRANS.Biz」
https://biz.trans-suite.jp/34272



≪4/12訂正≫ 註1 
当用漢字という言い方はありませんでした。今は常用漢字といいます。
 当用漢字表  1946年~1981年
 常用漢字表  1981年~
これ以外にも何回か手直しが行われ、実態に応じて使える漢字は増える傾向にあるようです。







無料ブログの行方


このブログの今の時点でのファイル(ほとんど画像)のアップロードの使用状況は、下のようになっています。

ファイル数 ・・・・・・・・・・・・・・・ 9,306
使用サイズ/合計サイズ ・・・ 2,052.05 MB/10,240 MB
使用率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20.04 %

今書いているこの記事は1,915番目で、一記事あたりにだいたい4~5枚の画像を使っていることがわかります。
また許容範囲の使用率は、ブログ開設約10年で20%です。
ということは、ペースと内容が今のままだと仮定すると合計50年分可能で、あと40年間はこの無料ブログを使うことができることになります。


あと40年もか・・・、絶対に最後まで使い切ることはないな。
つまり死ぬまで使えるわけだけど、その終わりの方を書き続けるのは非常に困難を極めるだろうなあ。
最後は闘病日記になるだろうなあ。 病院で書くのか・・・、書けるかな? 無理やろな。

でも読んでくれている人は私よりも年齢が下の人が多いから、頑張りさえすれば最後まで読んでもらえることになる。
それはそれで、たいへんうれしいことだなあ。





しかし、そんな悠長なことを言っている前に、もう一つ大きな問題があります。
それは、この無料ブログのサービスが継続するかどうかの問題です。
それまで使っていた無料ブログが閉鎖になり、データを失ったり、引っ越しするのに煩わしい作業を伴ったりしたという話を聞いたことがありました。
このFC2ブログを開設したときには、そんなことを深く考えて決めたわけではないので、一抹の不安が胸の中にありました。

そこで、アクセス数や評判のランキングを調べて、無料ブログを提供するサービス会社が好調であるかないかを調べてみました。
数値のランキングや主観によるランキングなどいろいろなものが雑多に出てきて、その記事が書かれた時期もマチマチだったので、いくつかを読んで、大まかに傾向を推し量ることにしました。




結果は良好でした。
どのランキングでも上位に顔を出し、FC2ブログは総合的には一番ではないかと思いました。
ということで、この成績を維持する限りはそう急にサービスがなくなる心配はなさそうです。

ほかには、Amebaブログ、はてなブログ、ライブドアブログなどがよく上位で名前を目にしたブログサービスです。
いろいろ特徴があり、例えばAmebaブログは会員同士のコミュニケーションが豊かで人気があることなどが書かれていました。

アフィリエイトという広告収入のこともたくさん載っていました。
FC2ブログはそれにも向いているとのことですが、このへんは全然知識がないので興味も湧きません。
またFC2はアダルトもOKということで、この間口の広さ、入り易さがこのブログの人気になっているようです。




書くことが娯楽、書いてりゃ満足って感じ。
とにかく、何も考えずにこの感じを続けよう。

皆さま、これからもよろしくお願いします。






県民と県人、そして大阪人


○○県人という言い方があります。
あるドラマのセリフで出てきたので気になったのですが、自分も県人会の活動に参加したことがあることを思い出し、この言い方がどのようなときに使われるのかを考えてみました。

日本には47の都道府県があり、その住民を表す言葉として県民、府民、都民、道民という言い方があります。
同じように県人という言い方もあります。
「私はリンゴを育てている青森県人です。」
「ボクは焼酎の好きな、根っからの鹿児島県人だ。」などなど。



ここでふと気づいたのですが、自分が今住んでいる大阪で「大阪府人」という言い方はあまり聞いたことがありません。
そこで、それ以外の都人、道人を含め、今までに私が見聞きした言葉やネット検索のヒット数などから、これらの言い方を大雑把にまとめたのが下の一覧になります。

県人  ○  一杯ある。
府人  ×  固有団体名に僅かにあるが極めて少ない。大阪人、京都人という言い方はある。
都人  ×  一応あるようだが、滅多に使わない。
道人  △  ヒット数はそこそこある。

これを見ると、○○県人という言い方は、人口の多い都会の中で同じ出身地を持つ少数の仲間と連帯感を持ちながら暮らす中で生まれてきた言葉だと言うことが想像できます。
そういう団体名を名乗り何らかの活動をしている場合や、郷土に誇りを感じて自らを、または自分の仲間を表すときに使うのだと考えられます。



思い出すのは私が小学校6年生のときの話。
血筋の半分が沖縄系なので、大阪市内に住んでいる叔母さん、そして従兄弟たちと一緒に沖縄の興南高校を応援するために夏の甲子園に行ったことがありました。
沖縄県人会という港区、大正区あたりの人が中心の組織で、観光バス何台かを連ねて行った応援でした。

このときは、興南高校がベスト4まで勝ち進む県勢(正確には施政権返還前ですが。)としては初めての快挙で、みんな大喜びでしたが、勝ち上がるたびに次の応援の予定ができるので、大人の人たちは「(沖縄の高校は弱いから)一回ですむと思ってたのに・・・。」と半分困った顔で笑っていました。
結局、私は従兄弟の家に一週間以上の長期滞在となり、とても楽しい思い出になりました。
県人会の活動としては、目的にぴったり合っていて、なおかつ華々しい成果のあるよい行事になったと思います。

蛇足ながら、この興南高校を準決勝で破り、そのまま優勝まで進んだのは大阪の興国高校です。
この高校は大阪府大会決勝で今住んでいる地元の岸和田高校を破っていたので、この年だけ高校野球のことを特筆して覚えている印象深い年になっています。



大阪に住む人間が近畿圏の他の都道府県に出かけてもそれほど出身地を意識することはありませんが、唯一、東京もしくは関東に行ったときだけは強く何かを感じます。
東京の方がより大きな都会を感じるからでしょうか。
一人の人間の視界に映る量なら、東京も大阪も、そのほかのいくつかの都市もそんなに変わりはないのですが。

私の出身校には関東に住む、または赴任している人たちで作る○○高校東京会があります。
これは同窓会の一部ですが、○○県人会とニュアンスは似ています。
このようなタイプは、全国を網羅する会社の本社など、大阪人が少数派となる東京に集中しているのではないかと思います。
東京へ行ったときだけ、自分が一地方出身という気持ちを感じるわけです。

私は以前に関東に行ったときに、「大阪出身の板前だから」という理由で店を選んだことがありました。
奈良県や和歌山県に行ったときにこういうことを感じたことは一度もなく、それも東京や関東のことを意識する一つの表れだったんだなあと思います。






麒麟あれこれ


大河ドラマ「麒麟がくる」の影響なのか、先日いくつかの麒麟の図案が朝日新聞に載っていました。
一番ポピュラーなのはこれ、キリンビールの商標です。

この絵の中に「キリン」という文字が含まれているそうです。
・・・なるほど、見つけました。


2020年03月05日、kirinbeer


私が小さいころ、オヤジはキリンビールだけではなく、アサヒビールやサッポロビールもときどき飲んでいたように思います。
それがだんだんとキリンビールのみになっていきました。
キリンビールのシェア拡大期、そんなお家は多かったのではないでしょうか。

私もビールを飲み出したころはキリンビール一本でした。
当時は瓶ビール主体で、熱処理をしているのが普通でした。
販売数もキリンビールの全盛期でした。

その状況が大きく変わるのが、アサヒスーパードライの登場です。
バブル期に派手な宣伝とともに登場したと思いますが、発売開始は1987年とのことです。
これをきっかけに、キリンビール一強時代は終わり、ビール戦争、そして群雄割拠の時代が訪れました。
キリンビールも熱処理をしないキリンラガーが主力になりました。
私はそれからもずっとキリン派でしたが、後発の発泡酒や第三のビールなども次第に味がよくなり、その安さゆえに次第に飲むものはバラバラになっていきました。



私にとっての大きな激変は、2017年の痛風騒ぎ
ビールを飲む量が激減しました。
今は禁酒を厳密に守っているわけではありませんが、晩飯のときに特に飲みたくはならないので、家庭でのビール消費量は極めて少ないです。
人間、変われるものだなあとビールに関しては思います。

2年後の2019年には脳梗塞。
これも比較的軽度でよかったなと思いますが、確実に身体は歳をとってきています。
この先、向上は望めませんが、現状維持ができるように気を付けていかなければ。

「キリンがくる」 → 「キリンがときどきくる」 → 「キリンがごくたまにくる」
こういう感じで。

思えば、昔はキリンが毎日何頭もきていたなあ・・・。






プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みに片よる

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