与野党トップ選挙


国民の目には、やってもやらなくても結果が同じように見える与野党のトップを決める選挙ですが、候補者それぞれには自分の思惑や野望があるようです。

まず自民党総裁選。
当初より幅広い派閥からの支持を得た菅義偉氏が確定的ですが、もし地方選で不振だったらあたかも派閥の談合で選ばれた首相という印象になり、脆弱な基盤での政権スタートとなってしまいます。
ここは是が非でも地方選でも勝利を収め、盤石な体制をアピールしたいところです。


2020年09月10日、総裁党首選


これと比べて、非常に劣勢な立場の岸田文雄氏と石破茂氏。
狙うは地方選で勝利を収め、ポスト菅の第一人者であるポジションを得ることです。
ただ2人の候補者の立場はだいぶん違います。
政権中枢にいた岸田氏にとってこの選挙は一回目の態度表明で、顔見せの挨拶のような意味になっています。
地方票を決める予備選の開票と国会議員投票がほとんど同時なので、状況を見ての撤退はしにくいようですが、それに近いことをしてでも菅政権内でポジションを得たいと考えているでしょう。

これに比べ石破氏は中枢から遠いアウトローな立場。
地方選で票を集めてその信頼感をアピールできたら、例えば椎名裁定から三木首相が生まれたときのように、自民党がピンチのときの代打の切り札一番手の人気者になれるかも知れません。
ただ石破氏は安倍首相誕生時のライバルであり、ずっと長い間外野にいるちょっと前の人という感じは否めません。




続いて野党第一党の代表選です。
枝野幸男氏の獲得票は投票前の勢力通りで、対抗馬の泉健太氏は合流組の利益を代表して十分なアピールができ、彼にとってはよいデビュー戦になりました。
私が興味深かったのは、代表戦の票差より「立憲民主党」と「民主党」の票差が少なかったことです。
やはり「民主党」の名前の響きは、政権を担当し、二大政党の一翼を担った政党の崇高なイメージがあるんだなと思いました。
私は二大政党制支持派なので、この気持ちは痛いほどわかります。

でも、結果としては立憲民主党になりました。
その後合流をしなかった玉木氏や前原氏が新「国民民主党」を立ち上げたので、ネーミングは二つとも前のままになり、国民には「何のために分裂集合を繰り返してるの?」と映る結果になりました。

この勢力は、少し前は小池百合子氏を巻き込んで、自民党にも対抗できるような勢力になりかけたことがあるので、今後も目が離せません。
私の個人的な好みからいえば、今のところ二大政党制の妨げになる勢力になっていると思います。
そうならないように、小沢さん、がんばってね。






めずらしく、カン当たりそう


いつも外れる私の未来予想ですが・・・。
今回はめずらしく的中しそうです。

http://nakanakanarenai.blog20.fc2.com/blog-entry-1788.html

まあたまたまの話だし、まだ100%でもないけどね。
政治はフタを開けてみないとわからないから。



でも勘ぐれば勘ぐれるもので、安倍首相の辞任のタイミングを考えると、がんばってくれた人に褒美が届きやすい好機だったのかも知れません。
前日に報道陣に公開で病院に行ってたから、「あ~終わりだな。」と思っていました。

コロナ対策継続の短期政権?
定期的な総裁選は来年の9月です。






「安倍首相、ご苦労さま。」:その2


二回目の自民党総裁就任は民主党政権下の野党時代で、韓国の竹島積極政策があった時期に、雑誌「丸」などに論文を発表したりしていた右傾向がある安倍氏が再選されました。
ちょうどその一ヶ月前に韓国の李明博大統領が竹島に上陸し、これは安倍氏を推す勢力の追い風になったと感じます。
やがて、彼は三ヶ月後の国政選挙で全面勝利、二度目の首相の座を手中にして長期政権が始まります。

政権の滑り出しは、その後の選挙でも連戦連勝を重ねる好調なものでした。
特に、就任の次の年に出された「アベノミクス」は理想的な経済成長を謳った三段階の方策ですが、国民に対し安倍首相は経済に強いという印象を与えました。
この言葉、どちらかといえばキャッチフレーズ的なものですが、口にしやすい点で大成功だったと思います。
ある野党議員が「アベノミクス」という言葉を使って質問をしているシーンをテレビで見ましたが、「それじゃ安倍首相の宣伝をしているようなもんじゃないか。『安倍首相の経済政策は・・・』というふうに一般化した言葉で言う方が得なのにな。」と思いました。

生前退位に関しては、法律の解釈よりも国民の意向に沿った形で現実的に対応しました。
国民の盛り上がりを作り出し、天皇制の現日本国家の基盤をより強めることに寄与したのではと感じます。




外交面でも積極性がありました。
プーチン大統領に接近し北方領土問題を話し合いの場に引きずり出したり、イラン政策では珍しくアメリカの意向とは違った方向性を見せたりしたことがその例です。

ただそれに比べ、中韓との関係は成果がありませんでした。
現在中国は、対アメリカとの関係悪化である程度親日の態度を取らざるを得ない状況にありますが、日本政府のアメリカ追随が度を超えるとどうなるかわかりません。
韓国に至っては、安倍首相の任期中は仲よくならない気がします。




かなり多くの仕事量をこなしていった二度目の首相就任でしたが、ここでもいくつかの誤算が生じます。
主なものは、トランプ大統領就任、森友問題、コロナです。

トランプ氏の大統領就任は安倍氏にとって予想外のできごとだったでしょう。
アメリカのTPP離脱に始まり、トランプ式話題作りのための爆弾外交は、回りの国を一様に後手後手の立場に追い込みました。
まあここでも、安倍首相は辛抱強くトランプ大統領と仲よくしていましたね。
偉いと思いました。

森友問題では、損失を量でいうことは難しいですが、だいたい2年分ぐらい損したと思います。
尻尾をつかまれたのは奥さんだっただけに、気の毒なことでした。
コトの真相より安倍政権にブレーキをかけることを目的として、野党はこの問題をうまく演出しました。
安倍首相としては、待ってるほかにすることがない時間でした。

この間も、安倍首相はことあるたびに憲法改正を論議の対象として掲げる努力をしていました。
でもそのたびにいろいろな妨害が入り、うまくいかなかったというほかありません。
そして任期の終盤が近づく中、コロナウイルスが来襲。
目下の状況で、国民の関心が憲法に向くことはありません。
論争の動きを作り出すことも無理でしょう。




私の政治志向は項目によってバラバラなのですが、憲法改正の点では安倍首相を応援したいと思っていました。
彼の首相就任はそれが実現する可能性があった時期だといえますが、さあさてこれからどのように進んでいくのでしょう。

憲法改正の野望が潰えたという文章になってしまいましたが、彼は首相として多くの仕事をこなしたと思っています。
ただ必要以上の長期政権がよいとは思わないので、今後はバトンタッチの方向を見定めていく時期です。
安倍首相は、「久しぶりに自民党のスピリットを見せた保守本流の政治家」であると思います。


<おわり>






「安倍首相、ご苦労さま。」:その1


まだ任期中の安倍首相に「ご苦労さま」というのは失礼な気がしますが、長期政権が終盤期に差し掛かっているのは誰の目にも明らかです。
「このごろ、国民の前に姿を現すことが減ったのではないか?」という記事が、自民党の天敵である朝日新聞に載っていましたが、確かに今活発に記者会見をしても、あまり意味はないですね。
コロナ対策の成功したところは大して評価されず、マズかったところばかりが取り上げられるのですから、ちょっと気の毒に思います。
彼がライフワークとして捉えていた憲法改正は、結局実現しないまま終了する率が高そうです。
そういう意味では、彼はコロナの被害者という言えるかも知れません。




自民党は憲法改正を視野に、2/3の議席獲得をめざして1955年に結成されました。
左右社会党が再統一され党勢か拡大したこともこの保守合同の理由ともいわれていますが、自主憲法の制定は結党の目的であり、今だ実現していない大きな課題になっています。

そこに安倍晋三氏が現れます。
彼には政治家としての血統の良さがあり、言わば総理大臣になる可能性を秘めながら政治活動をスタートさせた王道にいる新人でした。
そういう超エリートコースのレールの上で掲げる目標も大きくなり、今までどの自民党総理大臣もなし得なかった憲法改正が彼のライフワークになりました。
これを成し遂げれば、戦後の歴代自民党党首の中でも、No.1の評価を得ることは間違いありません。




安倍首相は叩いてもボロの出ない政治家だと思いますが、それは自分の大きな目標を達成するために、若いころからたゆまぬ努力をしてきた結果ではないでしょうか。
若気の至り的な話も聞いたことがないですし、辛抱するところは辛抱して品行方正を守る我慢強い人生だったと思います。
ただ一つ、奥さんはわりと漏れ穴が多いようですが。

まず最初の首相就任、これは結果として失敗でした。
小泉内閣の後を受けましたが、国民はグイグイ引っ張るタイプの首相にそろそろ飽きていたころなので、安倍首相の登場は「次はエリート育ちの坊ちゃんか。」というイメージになってしまいました。
自分のすぐ前の席に小泉前首相がいたこと、これは安倍首相の一回目の誤算でした。


<つづく>






すごい雨だった。


今日未明の午前4:30ごろ、雨と風の音がすごいので目が覚めました。
家とガレージの点検、小さな窓が開いているところを閉めに回りました。


2020年07月08日、realtimerader


そのあと、雨の降り方をPCで見て驚きました。
大阪南部は雨の少ないところで、大阪湾からこういう感じで雨雲が押し寄せてくることは滅多にありませんから、たいへん珍しい天気画像だと思います。
ただ幸いなことに風は15分ほどで収まり、雨もやがてやんで今は日が差しています。

甚大な被害が出ている九州の数ヶ所では、こんな雨が一日中降っていたのでしょうね。
命を失ったり、家屋を損傷したりした人のニュースが流れるたびに心が痛みます。




私が住んでいる海岸部は、道の下に下水処理のパイプが張り巡らされているので、地域としての排水能力は高いと思います。
下水処理場は、規定量を超えると処理をせずにそのまま海に流すことになっているそうです。
どちらかというと、洪水より津波を想定したハザードマップの方が関係ある場所です。
海抜6m、2級河川から20mぐらいのところですから、考えようによっては充分危ないかも知れません。

でも、みんな安心しています。
私も、回りの人も、誰も自分の住んでいるところを危ないとは思っていません。
それが万が一、洪水(津波による川の逆流)が起こったとしたら・・・。
「あんな川のそばに住んでいて、もともと危ない場所だったのに。」となるでしょうね。

被災された地域も、そんな感じではないかと思います。
いち早い復旧をお祈りします。






プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みに片よる

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