福知山線 廃線跡ハイキング(11/21編) その3


散策できる廃線路は生瀬駅まで伸びているのではなく、途中で終わっています。
そこから先は、道路工事などで痕跡がなくなっています。
この地点は、生瀬駅と西宮名塩駅のどちらからでも同じぐらいの距離なので、有料駐車場のある西宮名塩駅を利用して散策をする人もいるようです。
なお生瀬駅周辺には、ちょうどいい駐車場が少ないとネット情報に出ていました。


2016年11月21日、hukuchiyamasen_kakedao_namaze_a
                                                   ※ 朝日新聞DIGITALより

ヨメさんとAさんはUターンして往復で散策を、そして私の義理の姉さんは一般道を通り、生瀬駅に向かいます。
生瀬駅はできたころは有馬口駅という名前だったそうで、「大多田橋」という交差点があります。
何だ、この交差点は有馬温泉を通る抜け道じゃないか。
バイクで来たこと、あったんや。

生瀬駅は快速が停まりませんが、衛星都市から大阪へ向かう私鉄の駅と何ら変わらない今風な様相です。
電車に乗って、大きなニュータウンがある西宮名塩駅を通り、武田尾駅をめざします。
新線は複線電化され、高規格なトンネルでこの旧線の西側の山を貫いています。
トンネルと同時に中間に新設された西宮名塩駅は、住宅開発による人口急増とリンクするものです。
1日に1万人以上の乗降客がある駅で、快速が停まります。
ニュータウンはここだけでなく、もう少し向こうの三田市の方にもあります。

各駅停車の普通電車は10両ぐらいある長い編成でした。
そして終日、普通電車の本数が1時間に4本確保されています。
この新線区間は大半がトンネルで、駅だけが地表に現れるという、まるで神戸市を走る山陽新幹線のような路線です。
30年前に、単線のレールの上をディーゼル車がゆっくり走っていた姿とは大違いです。

このようにJR福知山線は、人口急増地の乗客の獲得を目的とし、競合する阪急宝塚線に勝つために、改良、改編が行われました。
スピードアップや複雑化したダイヤ編成は、2005年に尼崎駅 -塚口駅間で起きたJR福知山線脱線事故の遠因になっています。


2016年11月21日、14時24分14秒a


到着した武田尾駅は、クルマの走る道路側から見たときは小さな建物だったのですが、中に入るとその構造はなかなかすごい駅です。
武庫川を渡る鉄橋を挟んで、両側にトンネルがあります。
駅は大半が宝塚市側のトンネルの中で、それでも足らないのか、残りは橋の上にはみ出しています。
温泉だけがあって、周辺の人口は極めて少ないと思われる駅ですが、中は近代的な地下要塞みたいです。


2016年11月21日、150808_Takedao_Station_Takarazuka_Hyogo_pref_Japan01s5[1]
                                               ※ ウキペディアより 「武田尾駅」

福知山線は、この複線電化によって、大きくその存在意義を変えました。
中国自動車道から見える、山間部を切り開いた巨大なニュータウンは、このような鉄道によって支えられていることがわかりました。

廃線路を歩くハイキングだったのですが、新旧の鉄道のあまりにも違った姿を対比する社会勉強にもなった一日でした。


<おわり>




福知山線 廃線跡ハイキング(11/21編) その2


武田尾駅の横には1日500円の駐車場があり、前日に予約ができました(前日から予約可)。
本当は福知山線を利用して行くと便利がいいのですが、あとの行程のこともありクルマ移動です。


2016年11月21日、11時36分05秒a


メンバーは4名です。
ヨメさんとその姉さん、近所の山ガールのAさん、それと私です。
Aさんは、日本の方々の山を制覇しているなかなかの人です。
この廃線路も、以前に歩いたことがあると言っていました。

私の役目は運転手、または周辺情報を収集する添乗員みたいな感じでしょうか。
廃線路散策の話が盛り上がったので、便利だから連れて行かれた、に近い。


2016年11月21日、11時33分40秒a


トンネルの中に入ると真っ暗です。
自分たちのヘッドランプや懐中電灯の明かりを頼りに進みますが、トンネル出口の明かり、向こう側からやってくる人の光があるので心細いことはありません。
ところが曲がっているトンネルで出口が見えず、向こう側から来る人がいなくなると、ホントに黒い壁に向かって進んでいるような感じになります。
そんなときに、急に明かりを持たない人が進んできて、ビックリしたことがあります。
対向する人のためにも、明かりの準備は必要です。

一人で山の中にいたら、進む気にならないと思います。
そういう趣味の人でないと、まず無理でしょうな。


靴は、登山用のしっかりしたものを履いていきました。
これは正解。
この廃線路は、ほとんどの部分に枕木が敷かれたままになっています。
ほとんど地面に埋められているので大丈夫ですが、ときどき完全に平らになっていないところもあります。
意識して、枕木に歩幅を合わせたりすると、たいへん歩きにくいです。
特にトンネルの中は、下ばかり見ていると全然前を見ないことになって危ないです。
しっかりした靴なら、多少のデコボコは無視して歩くことができました。


2016年11月21日、11時45分12秒a


散策は武田尾駅から生瀬なまぜ駅までの下りコースです。
この武田尾駅-生瀬駅間の区間は単線非電化だったところで、1986年に廃線となっています。

線路の横を流れる武庫川を境に、大まかに言って北東側が宝塚市、南西側が西宮市になっています。
今回は武田尾駅から生瀬駅まで歩いたので、始めは宝塚市で、途中の鉄橋からあとは西宮市を歩いたことになります。


2016年11月21日、福知山~1
                                   ※ ウキペディアより その上の画像と同じあたりか?

勾配のなだらかな道が続き、急な曲がり角が全くないハイキングコースです。
武庫川の流れはなかなかきれいですが、最初から終わりまでずっと同じ景色です。
紅葉は抜群というほどではありませんが、ところどころにきれいなところがあります。
まあ、関西だからこんなもんか。
鉄道遺産の珍しさを除けば、山の好きな人や健脚の人には少し物足りないコースかも知れません。

反対に小さな子どもにはいいかも知れません。
小学生になれば、1年生でも十分に歩ききることができると思います。


2016年11月21日、12時35分37秒a


さあ、お昼ご飯。
座るところが少なく、ちょっと探しましたが、何とか清流の見える場所を確保。
往路の途中で買った弁当を広げます。
コンビニ弁当でも、こんな景色の中で食べるととってもうまい。
そして、食後のコーヒーも最高でした。


<つづく>




福知山線 廃線跡ハイキング(11/21編) その1


ハイキングコースとして整備された「福知山線廃線跡」を散策してきました。
オープンというか、正式に通っていいことになったのは、つい先日の11月15日です。


2016年11月21日、11時35分41秒a


新聞などで取り上げられたので、平日でもそれなりの人がいました。
多分、土日なら、もっとたくさんの人が歩いていると思われます。

武田尾たけだお駅の近くには駐車場が増設されていました。
ちょうど紅葉のシーズン、小学生の遠足もあり賑やかこの上なし。


2016年11月21日、10時54分21秒a


かなり前から、ハイカーや廃線ファンの間では知られていたコースだそうで、勝手?に侵入して散策を楽しんだ人がこれまでにもたくさんいるようです。
でも現実に転落死亡事故が起こり、敷地の持ち主であるJR西日本にとっては頭を悩ますタネだったようです。
今回のことは、鉄道会社と自治体が協力した結果とのことです。


2016年11月21日、11時14分24秒a


全長は5kmぐらいです。
廃線跡には、ほとんどの部分で枕木が残されていて歩きにくいのですが、これがこのコースの味の一つになっています。
またトンネルには照明がなく、ヘッドランプや懐中電灯が必要です。

この二つの点を除くと、このコースの体力的負担はたいへんイージーです。
線路は蒸気機関車時代に設計されたものなので、勾配はきついところでもせいぜい30‰(3%)ぐらいと考えられます。
だから、上りでも下りでもそんなに違いはなく、勾配を感じずに散策することができます。


2016年11月21日、11時24分25秒a


<つづく>




新滝ノ池を散策(9/26編)


新滝ノ池ダムに行って、ダム湖畔を一周してきました。
このダムは泉佐野市上之郷にあり、1995年にできた比較的新しい灌漑用のダムです。
阪和自動車道を南向きに走り、泉佐野JCTを通過したあと左側に見えるのがこのダムで、その赤い色が特徴的です。


2016年09月26日、16時41分20秒a


この日は息子が用事で家に帰っていました。
彼は仕事では椅子に座りっぱなし、通勤も徒歩7~8分。
余暇はPCの前にいることが多く、趣味のスポーツは特になしということなので、少し運動をさせてやろうと思った親心からの行動です。
もう、そんなことを考えなければならない歳ではないのですが。


2016年09月26日、16時46分50秒a


ゆっくりと歩いて一周が30~40分ぐらいです。
もっと歩くのが好きであれば、このダムこの奥からお菊山に向かい、堀河ほりごダムや梵天山ぼんでんざんの方に抜けるハイキングコースがあります。

もう夕方だったので、そんなところまで行く気も時間もありません。
のんびりとした一日でした。




六甲山自然保護センター(7/24編)


これは7月の話。
大阪市内に住む長男のマンションに行ったついでに、六甲山に行ってきました。


2016年07月24日、13時39分02秒a


比較的涼しい日だったので、尾根伝いの道路周辺はさわやかでした。
ここは六甲山自然保護センター、この道を走るときによく停まるところです。

この道のことを今までは「六甲山道路」と呼んでいましたが、正確には「六甲山上道路」というそうです。
そして、部分によっては「西六甲ドライブウェイ」とか「サンセットドライブウェイ」という名前も付いているようです。

この道は二輪通行可ですが、この周辺には二輪車の通行が規制された道がたくさんあります。
これは私の世代の責任なのか、もしくは私より少し下の世代の責任なのか…。
信貴生駒スカイラインしかり、箕面周辺の府道しかり、河内長野にもちょっとあったかな?


2016年07月24日、13時36分55秒a


ポートアイランドが見えます。
しかし、私が知らないだけかもわかりませんが、この道はクルマを停める場所が少ないし、景色がよく見えるところも少ないように思います。

トレッキング姿で歩いている人は多いです。
自分の足で歩くと、乗り物では味わえないいいところがたくさん見つけられるでしょうね。
ただ、かなりハードなようですが…。




プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みにかたよる

最新記事
最新コメント
シンプルアーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR