聖徳太子なんていない!


先週、NHKの「BS歴史館」で、聖徳太子の番組がありました。
期待して観ましたが、もう一つ面白くありませんでした。
なぜなら、私が「聖徳太子なんていなかった派」だからです。
つまり、自分と同じ意見をもっと聞きたかったわけです。


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番組では、聖徳太子を好きな人と「いなかった」という両方の出演者が出ていました。
自分の好みでものごとを判断し、違う意見は受け入れないというのは、賢い人のすることではありませんが、このブログの自己紹介プロフィールにある通り、「短所 判断が自分の好みにかたよる」が私ですから、お構いなしに文章を進めることにします。


学校で習った聖徳太子。
冠位十二階や十七条の憲法を作り、天皇中心を中心とする国家体制の礎を築いた人です。
遣隋使を開始、先進文明導入を図り、仏教を保護しました。
考えてみると、この時代に必要なことを全部してますね。
できすぎくんです。

そこで質問です。
 ○ 厩戸皇子という名前自体、キリストの話と似ていない?
 ○ なぜ、アホでもわかる作り話で飾り立てているの?
 ○ 物部氏討伐で大活躍し、天皇にも顔が利く、正に蘇我氏の中核をなす人材ですね。
   自分が天皇になったらよかったのに。
 ○ 物部氏を倒した蘇我氏が力を掌握するが、太子が摂政の間は天皇中心の政治が推進された。
   そして、太子の死後はまた蘇我氏が横暴になったという。
   権力がそうコロコロあっち行ったりこっち行ったりするかな?
 ○ 息子さんは殺されて、都合良く血筋が絶えているよね。


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私は普通に考えて、「そら、おかしいやろ!」というカンを大切にしています。
時代が違うと価値観が変わるものと、変わらないものとがあります。
変わらないと考えられることでは、人間は、当たり前の因果関係をもとに行動するはずです。

聖徳太子についての結論です。
このころ、天皇家イコール蘇我本宗家でした。
だから天皇中心の国家作りを進めたのは蘇我氏です。
内政、外交の業績は、蘇我蝦夷や入鹿のものです。
藤原不比等は自分の権力の正当性を形作るために、葬った蘇我氏がワルでないと困ります。
最高の権力とは天皇家を司る家系になる、つまり天皇家になることですから、ちょっとやそっとでは行きません。
ちょうどいい「厩戸皇子」を引っ張ってきて、蘇我氏の業績を「聖徳太子」のものとし、「日本書紀」を作りました。

ここには不比等の偉大な父である鎌足が、決死の覚悟で悪人の蘇我入鹿を討ち果たす話も盛り込んであります。
入鹿を討つことは、太子の政治の後継者になることを意味します。
周りの豪族は、ウソだと知っていても、こわくて口にできません。
百年もすると、ウソだと知っている人がいなくなりました。



この時代、わからないことが多いのでロマンがあります。
原文を調べるほどの能力はありませんので、あくまで解説書を読んで想像をめぐらせる、空想の範囲内の歴史ファンです。

…中大兄皇子はヒーローなのになかなか天皇にならず、白村江の大失態ののちに天皇になってる。
 おかしくないか?…
…中臣鎌足と藤原不比等は親子なのに年齢離れすぎてない?
 登場人物をテキトーにつなぎ合わせてるってことないよね、まさかね…



ついでに言いますと、「乙巳いっしの変(大化の改新)などなかった派」もやっています。
あんなカッコいい話、あるわけない。






灘黒岩水仙郷


急な傾斜地に遊歩道、眼前に広がる大海原。
冬のツーリングで、皆さんのよく行く淡路島の水仙郷です。
この水仙郷の入口で2度ほど停まったことがありますが、ツーリング途中の休憩場所として立ち寄っただけ。
中に入って水仙を見たことはありませんでした。


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このあたりの海岸線のようすは好きです。
平地がなく、山が海の近くまで迫っています。
それでいて、入り江や岬の少ない、ほぼ真っ直ぐな道。
道以外の人工物が視野からなくなるような場所もあります。
一度行きたいなと思っている沼島が見えます。


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残念ながら、水仙の花は旬を過ぎていました。
東側の斜面は、まだかろうじて美しさを保っています。


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遊歩道の横に梅が植えられていて、次の主役はオレだ、と言わんばかりに、小さな花を咲かせ始めていました。


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この日はクルマでのドライブです。
淡路島南部を時計回りに進み、福良で昼ご飯を食べました。
サザエ、大アサリ、イカ、焼アナゴなど、うまかった。


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かつて、四国行きのフェリーがひっきりなしに運航していた福良港です。
2階建てのフェリーに、一度乗ったことがあります。
バネを換えた車高の低いクルマだったので、段差のある2階部分のゲートが通れず、トラックに囲まれながら1階に載せました。
「カメにならないために」というやつです。


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そういえば、その後VF750Fで淡路島に行ったときは、神戸からフェリーで渡りました。
帰りは大阪湾フェリーで、洲本-深日。
そんな船、今は全然ないよなあ。
島内の高速道路は建設途中で、半分ぐらい対面2車線だったと思います。




2回買った本


あまり為になるような本は読んではいませんが、若いころと比べると本を読むようになりました。
私の場合、完全自由な時間だと読書よりもっと別のことがしたくなる性格ですが、ある制約の中でちょっとだけ自由な時間があると本を読みたくなります。
だから、仕事や家庭生活の状況によって、読書をたくさんしているときとほとんどしていないときがあり、差が激しい方です。
電車通勤だったら、もっと読書家になっていたかも知れません。

先日、読む時間はあるのに、本がないという状況になり、あわてて近所の本屋で本を買ってきました。
この本は前に読んだかなあ、とか思ったので、中身を確認しました。
最初のあたりのページをパラパラとめくると面白そうなことが載っているし、知らないことが書いてあったのでOKということで購入し、家へ帰ってきました。


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早速、本棚を見ると同じ本があります。
もち論、今買ってきたのと同じのが…。
「ううっ、やっぱり。」という気持ちも何割か…。
その本は新品で買って割とていねいに読んだので、いわゆる「コンディション_非常に良い」です。
早速返品に行きましたが、どっちが返す方だったか迷いそうになりました。
前に買ったのが「第三刷」で新しい方が「第一刷」、こういうときに限ってそういうこともややこしい。

かなりのショックでしたね。
忘れてるのなら、読んでないのと一緒、金ほかしただけ。
年齢いった証拠。

以前にこの本を読んだときは、地図や地理関係の面白本を乱読していたころで、短期間に何冊も同じような本を読みました。
ネットの宣伝も来るので、内容のみならず本の題もグチャグチャになり、何を読んで何は読んでいないなどがわからなくなりました。
で、こんなことになったわけです。



読む本のジャンルといえば、歴史、地理、鉄道などです…、それに最近小説が加わりました。
できるだけジャンルが違う2冊を並行して読み、飽きたらこっち、少ししたらまたあっち、という風に読んでいます。


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ちなみに同じ著者ですが、もし買うなら上の本より下の本の方が面白いです。





本陣交差点の地下歩道


奈良県五條市の本陣交差点です。
ここに変わった建物があるのを知っている人は、多いことでしょう。
十津川方面へ、R168を使って進んでいくときに通ります。


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道路の端にあるので、地下歩道の入口だということは何となくわかるのですが…。
入っていく人がいるので、私もついて行ってみましょう。


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オ~、中はたいへん近代的な造りで、地下鉄の通路のような感じ、明るくてきれいです。
グニャグニャで複雑な形をした交差点からは想像がつかないような、直交した交差点が地下にあります。
また、地上の交差点はせせこましそうなのですが、地下はたいへんゆったりした感じがします。


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ここは、歩行者、自転車、原付までOKなようです。
スロープの傾斜は場所によって少しバラツキがありますが、比較的ゆるく安全そうです。
奈良県国道事務所がWebページで紹介しています。

東西はR24とR370が重複、さらに重複で東からやってくるR168が南下して十津川方面へ、北の河内長野市からはR310がやってきてこの交差点で終点。
なかなかの交通の要所です。

なお交差点名である「本陣」は地名ではありません。
名前の由来は、桜井寺の入り口にある「天誅組本陣跡」の石碑から来ています。
幕末に反乱を起こした尊王攘夷派の天誅組は、この交差点横の桜井寺に仮政府を置きました。
石碑は後世になってから建てられたものですが、この石碑の文字が交差点名になったようです。
この地の人が、天誅組の反乱を誇りに思い、義挙として捉えていたことがわかります。




泉大津港


北九州新門司港へのフェリーが出る泉大津港です。
といっても、フェリー乗り場は泉大津大橋を渡った埋め立て島のところで、ここは陸地に近い方の、みんながよく釣りをしているところです。


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今の湾港は、岸壁まで行けるところが驚くほど少ないですね。
立ち入り禁止になっていて、テロ対策など物騒な看板が置かれています。
公園のように整備されているところを除けば、ほんの僅かです。

クルマで岸壁まで行き、海を見ながら恋人と話をする、といった場所は、少なそうです。




プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みにかたよる

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