串本キャンプツーリング ; その4


帰路は、和歌山県道r229です。
潮岬周辺の地図を見るたびに、いつかこの道を走りたいと思っていました。
コースは往路で使ったR371と線対称な感じの道で、山の中を通り、本宮方面に抜けています。

下の画像は険道区間が終わったところの旧熊野川町の小口です。
こういう道を走るときは、余裕がないので、いいところでシャッターを押せないことが多いです。


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renさんのVTRとramさんのシェルパと一緒に大島のキャンプ場をスタートしましたが、何となく潮岬回りになりました。
やがてR42に戻り、R371にそれる高富交差点ギリギリのところでお二人とお別れし、朝飯のために国道沿いにある田舎風の小さな食品スーパーへ。
はっきり言ってショボい外見の店でしたが、中に入ってみると、笑顔がかわいくて愛想もよいきれいな若奥さん風の女の人がいたので、この店の好感度は高いものとなりました。
皆さんも是非どうぞ!


まずは七川ダムに到着です。
ここはまだR371沿いで、昨日も通ったところです。


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ここは、ダム湖なのになだらかな傾斜の広いスペースがあり、ボートやカヤック好きな人のメッカになっているのか、たくさんのクルマが停まっています。
北海道の朱鞠内湖の湖畔を思い出しました。
桜の名所でもあるらしく、地元の人が大勢で道沿いに提灯をぶら下げ、何日か後の「桜まつり」の用意をしていました。


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この時期の紀南ですから、桜はいくらでも咲いています。
七川ダムをあとにr229に入り、古座川の流れをたどって上流へ進んでいきます。
松根という集落を越えたあたりで、「ここで写真を撮らなあかんやろう。」という場所があったので、トリッカーを停めました。


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何か見覚えのある軽トラが、目の前をゆっくりと通り過ぎていきます。
昨日、一緒にキャンプをしたとしさんです。
実はこの軽トラの荷台には、ハンターカブが鎮座しています。

早速、道の情報交換。
としさんは、この先は通行止めということで松根まで戻ったらしいのですが、「小さなクルマなら行けるよ。」という地元の人の話をもとに、再度Uターンをしてきたとのことです。


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少し進むと通行止めの看板があり、すぐに崩落現場が現れます。
道路は、完全に遮断されています。


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強引な迂回路です。
川の流れに沿って土管を数本敷き、その上に積んだ土を固めて道にしています。
川の水は、土管の中を流れています。

そうして対岸に渡ったあとは、木をバンバンきって、やはり土で道を作っています。
この仮設道路のために使っている土は、おそらく崩れてきて川を覆った土砂を使っているのではないか?
現地調達ってヤツです。


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としさん一緒になったことで、軽トラとトリッカーの2台での行軍となります。
訳のわからない道を行くときに複数の台数で行くことは、危険回避の最も基本的な備えです。
私がそう思ったことを、としさんも感じたようです。

しかし、もっとうれしかったことは、帰路にこういう道を選ぶ人がいるのだ(ヘンな道を好きな人は、オレ以外にもいるんや!)ということでした。


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ここも何かのあとのような、ややこしそうなところです。
崩落の犠牲になった箱バンが放置されていました。
盗難車かも知れませんが。


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このあたりに来たときはこれで難所は越えたのだと思っていましたが、ここからあとも文字通り「山あり谷あり」です。
県道とはいうものの、峠越えは超山岳道路です。
舗装の路面状態はわりといいのですが、思い出したように崩落現場が私たちの前に現れます。

一番酷かったのは、崩落土砂が道路全面を覆い、軟弱そうな路肩を走らなければならないところでした。
段差もあるし、普通の乗用車ならちょっと行きにくいところです。
としさんはエイヤッと行ったようですが、軽トラでも度胸がいったと思います。
ハンターとトリッカーの2台だったなら、もっとエグいところへでも行けたかもね。


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やっと酷道区間を終了です。
時間規制で工事のためのように見えますが、この道は夜に行かない方がいいと思います、絶対に!

この小口で、としさんとはお別れとなります。
としさんは、このあと湯の峰温泉に立ち寄ってから帰宅されたそうです。
酷道走行の先導役を、どうもありがとうございました。
おかげで紀伊半島の秘境的な山の中を、安心して進むことができました。


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r229からr44に入り、R168へと向かいます。
このあたりのr44は2車線の快走路です。
このへんを走っていると、和歌山県って広いなあと思います。

ふと傍らを見ると、変わった橋が…。
反応してしまうんですなあ、こんなものには…。


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木津川の沈下橋の話はたまに出てくるけど、ここは、まあ滅多に話題になることはないでしょうな。
この川は赤木川というそうで、熊野川の支流です。


R168に入ってからは、本宮、十津川と、普段のツーリングでよく通る道を通って大阪をめざします。
今日はトリッカー、軽快にコーナーをクリアしていきます。
ところどころ改良工事が進んだ結果、10年ぐらい前と比べると、この道も1.5車線区間は少なくなったなあ、と改めて思いました。


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道の駅「十津川郷」の足湯は、45~50°Cぐらいあったんじゃあないかな。
湯につけた部分が真っ赤になり、やがて身体もホッカホカに。
家に帰り着くまでの間、ずっと快適さを保ってくれました。


ごくろうさん!トリッカー。
これで、2日間で約500kmの紀伊半島縦断の旅は終了です。

キャンプにお誘いいただいた renさん。
行き帰りの行程をご一緒いただいた ramさん、としさん。
そして一緒に楽しいキャンプをしていただいた皆さん。

どうもありがとう!


<おわり>




串本キャンプツーリング ; その3


シェルパとトリッカーの2台のマシーンは、いよいよ目的地である串本町に到着です。
早速、買い出しをするためにオークワに向かいます。
昼間うどんを食っているとき、私が調理道具を一切持っていないことを言うと、ramさんはちょっと(かなり?)驚いていたように思いました。

もともと料理なんかしたことがない人間だったので、スーパーの買い物も手際が悪い。
とりあえず、火の要らないカツオのタタキと腹の足しになる弁当を買ってみることにしました。
ビールは3缶ぐらいでいいかなあ、とも思いましたが、ramさんがガバッと6缶包みを取ったので、私もそうしました。
プラス日本酒も上乗せしておきました(念のため)。 


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キャンプをしながらツーリングをしたことはありますが、テントを張ることは私にとっては予約の要らない寝るための手段です。
晩飯は、いつも近くの飲食店へ行くかコンビニ弁当を買って食べて済ましていました。


エンドレスの宴会は知っていますが、この一団はスタートレスも伴います。
キャンプ場へ到着した人から順番にビールや酒を飲み始め、お互いの遠慮の要らない自己完結スタイルです。
こういう雰囲気は大好きです。
有料だけあって、芝生もきれいでいい寝心地が予想されるキャンプ場です。

車座になっているところに、私もすき間を見つけて座ります。
皆さん、こういう設定に向いた、いい調度品を持っています。
JUNさんのサイドバニアケースは、「人車一体」という言葉がありますが、正に「走キャンプ一体」の超機能的な使い方です。


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うう…、何となく疎外感…。
何も置くものがない。

仕方がないので、スーパーの段ボール箱を座っている前に置きます。
ちょっと格好が付きましたが、それでもまだ…。
「こんなことで負けてはならない…。」
気持ちが滅入るのを抑えつつ、持ってきたカツオのタタキを皆さんに振る舞うことにしました。



 それから2~3時間が経過しました 



酒はいいですなあ、ゥエップ。
その内、最初に感じたマイナーなイメージは吹っ飛んでいき(酔ってすっかり忘れてしまい)、宴会たけなわ。
持ってきたビール6缶+日本酒は適量でした。

だいさんのITカラオケが始まると、時代は一気に70~80年代へ。
ともにゃんさんはいい声ですなあ。
表声とファルセットの差がなく、小さな音でも聞き入る歌のうまさです。
JUNさんが詩的な人だということもわかりました。

皆さんが親切に道具の説明をしてくれたので、目からウロコという感じでした。


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もともと家で食事をするときもメシを食べないときがあるので、ビールと日本酒があればいける方です。
皆さんの持っている道具は、私がキャンプをするときに向いているのかも知れません。
温めたり、焼いたりするぐらいなら、できるだろう!
マッチンさん、よろしくお願いします。



ぜいろくさん   MRS、カッコいい。帰りに遭遇しました。

だいさん     ボクはRTかゴールドウイングが欲しい。

マッチンさん   また相談に乗ってください。

JUNさん     知っている人がいて、うれしかった。

ramさん     岸和田では「ti」じゃなく「chi」じゃなかったかな。

ともにゃんさん  一緒にカラオケ行こう!  

としさん     次は r43 で会うかも…。

renさん     お世話いただき、ありがとうございます。
          禁酒生活ですか、一番つらいのでは…。


<つづく>




串本キャンプツーリング ; その2


今までに3月にキャンプをしたことはありませんでしたが、今回 renさんの串本キャンプに参加しました。
夜の寒さと持っているシュラフの性能が気になりましたが、暖かい夜だったので助かりました。
延々と続く夜の宴会、それのその前後の林道トレッキングと、盛り沢山の二日間を送ることができました。


往路は、R371から木守平井林道を通り、串本に至るコースです。
この道を選ぶわけだから、当然トリッカーです。
旅の友はramさんとシェルパです。


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R371は、滝尻王子あとから少し入った石船というところで時間通行止めがあったので、r219で迂回して下川下から突入です。
ここまでの道は、大型バイクで来た方が楽しいような快適な2車線道でした。


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やっとトレッキングバイクの本領発揮です。

流れている川は日置川です。
河口はずいぶん南の方なので、北から南へ向かって流れていたんですね。


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(画像ramさん提供)


ウネウネと杉林の中を走っていくと、いよいよ国道の分断区間の木守橋という交差点にやって来ました。
ここからは木守平井林道を使って、また国道が復活する地点をめざします。


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 ↑ 百間山渓谷方面へ行く道  このへんでは一番大きな交差点


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 ↑ 木守平井林道方面


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 ↑ 少し行ったところにあった道路標示


木守平井林道は、半島南部では一番高い大塔山に向かうように進み、峠からはUターンするように南進するV字型をしたコースになっています。
舗装林道で、始めの方はこれまで走ってきたR371よりもむしろいいぐらいです。
ただ本格的な山岳林道なので電信棒はなく、人工物といえば道路だけです。


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峠?みたいなところで休憩します。
この峠、名前は付いていないのかな。


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峠からあとの下りは、おびただしい落石が道を覆う中を縫うように走ります。
それも、最近落ちたと考えられるような角の尖ったシャープなヤツばかりで、たいへん気を遣いました。
ここがこの林道では、最も難所といえるところでした。

がまあ、ramさんは豪快に駆け抜けていきましたが…。


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私は数年前、この道をSRXで通ったことがあります。
前後の道は当時よりよくなっているように思いましたが、落石の多さはかなり酷くなっているようです。
ロードのタイヤならパンクする可能性が高いので、危険な道路です。


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いよいよ国道復活地点に到着です。
この国道を右折したら、数キロ先でプツンと道路が終わり、登山道らしき道だけがあるそうです。
私たちはもちろん左折して、串本方面をめざします。


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振り返ると、今まで通ってきた林道が見えます。
もう1回ぐらい来たいなあ。
普通、初めての林道にはいるときはちょっとした恐怖感があるものですが、2回も通ると余裕です。


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 ↑ これはR371ではない  ちょっと枝道へ


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R371は南へ行くほど道路がよくなっていき、七川ダムを越えて少しすると2車線道になります。
道には桜が咲いていて、いよいよ暖かな紀南の香りが…。
快適なツーリングです。


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最後に一枚岩で休憩です。
道の駅になったようです。
めざす串本の大島リゾートのキャンプ場は、もう目の前です。


<つづく>




串本キャンプツーリング ; その1


串本の大島リゾートのキャンプから帰ってきました。
紀伊半島縦断2ルートを体験することができました。
renさん、どうもありがとうございます。


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行きはramさんと一緒に木守平井林道を走りました。
帰りは、普通の関西人なら絶対出会わないところで、としさんと出会いました。
…えらい道だったですなあ、r229…


楽しい夜を一緒に過ごさせていただいた皆さま、どうもありがとうございます。
ただし、やっぱりかなり疲れた…。
詳細はボチボチと。


<つづく>




キャンブの夜





串本キャンブ進行中。
大島にいます。




プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みにかたよる

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