It’s Media


1年半ぐらい前、下の絵が流行っていました。
誤った報道がもとで、その人がまるで犯人のように扱われ、職業や社会的な信用を奪われる。
やがて、その人の無実が判明したとしても、被った損失を補う対価は微少なもの。

こういった事件は、後を絶ちません。
繰り返し起こってしまう原因は、報道メディアというものの性質が変わらないからです。
報道メディアには正確性、中立性が求められます。
が、それと同時に、迅速性や視聴者を惹きつける話題性が不可欠で、それによってもたらされる収益を無視することができない営利企業です。
報道メディアが見せる正確さや社会的責任、人権に対する感覚の高低は、そのメディアがどのような精神を社訓として発足した会社であるか、またどのようなレベルの社員を有しているのか、などによって表面に現れます。

情報を受け取る側の私たちも、正しい判断力が求められます。
誰しもが、自分は正しい判断、中立な見識を持っていたいと願うものですが、どうしても自分の関心のあることを大きく取り上げたり、報道のトーンと自分の感性が一致したりすると、快く感じるものです。
もっとひどい場合、多くの人がそう言うからそう思ってしまうことだってあります。

「この報道メディアは、私たちのそういうところを狙って視聴率を稼いでいる。
 だが待てよ…、1年ほど冷却期間をおいたら果たして今の通りの描き方で報道されるだろうか?」


120809_its media_0001_a ※拾いもの画像より


冤罪とまではいかなくても、報道のニュアンスで悪人が生まれることがあります。
この悪人となる対象は、私たちから見て、ある種の権力や経済的地位を持った団体や個人で、よくある例は官庁や大企業、それと同列な人です。

人間、誰にでも失敗が付きものですが、自分が着任して間もなく職務上の管理者として不始末、不成績の答弁をしている人の姿を見ることがあります。
前任者の仕事を引き継ぎ、向上を目指して仕事を始めようとしていた矢先に、その人の責任とは思えない不運なことが起こってしまう場合です。
そういう人が謝罪をしている姿をテレビで見ると「気の毒やなあ。」と思い、親しい人とのおしゃべりでもその話題を口に出す気にはなりません。
私のこんな性格は、「批判精神のなさ」「チェック機能の甘さ」として悪いときもありますが。


権威に対する反骨精神は誰にでもありますが、この場合自分が多数派の大衆だと思っていたのに、気が付いてみると少数の強者の側に身を置いていたことがときどき起こり得るので、注意を要します。
このような立場になる可能性がある場合、自分の発言や行動において、悪意を持った相手にどの部分を切り取られて使われても説明が付くように、細心の注意を払っておかなければなりません。

「現在の状況では対応できません。今後組織を見直し、現状を改善する諸方策を…。」などというと、「現在の状況では対応できません。」の部分だけ強調して報道されます。
始めからそういう放送ソースを作るためにインタビューをしているのだから、相手がなぜ取材に来たのかを知っておく必要があります。
「情報を収集し、原因の解明に全力を注いでいます。」という言い方でも謝罪していることにはなるので、このぐらいがいいのでは。



ただ、この「It’s Media」には光と影の両方の部分があります。
首相時代の小泉純一郎氏や少し前の橋下徹氏は、この光の部分を上手に味方につけた政治家でした。
すでに選挙という評価を得、権力の中枢にありながら、いつも外野の立場に身を置き、批判する側のスタンスをとります。
実績の上がらない現行制度や、改革の進まない旧体制を仮想の敵と見なし、より多くの有権者と一緒にその不合理を憎み、同じ視点を持っていることを強調します。
行政機構のトップとして自己評価をすることはなく、常に坂道を上っていくが如く、改革者、挑戦者を演じます。

政治や経済が右肩下がりな背景のある時期は、こういう支持をもとに出てくる政治家は自然と多くなります。
しかし、こうして生まれた高い支持率が実行力を生み、よい業績を上げたのなら、それは本当によい政治指導者です。
現在の私たちだけでなく、十数年先の世の中が、そして未来に作られる歴史がそれを評価します。


「It’s Media」で、得をする人もいるわけです。
報道や映像によって作られたイメージで高いステータスが得られるならば、それは幸せなことですね。
映画のスターかな、そういう存在になりたいものです。




新年の挨拶を、失礼させていただきます。


11月に父が永眠しました。
喪中につき、新年のご挨拶を失礼させていただきます。


131202_喪中挨拶a


オヤジの一生にはいくつかの顔があります。
  貧しくて中学へ行けず、陸軍少年飛行兵となった父
  母子家庭の長男で、弟4人、妹2人を支えた父
  結婚して、妻と息子を愛した父
  資格を取得して転職し、豊かな生活を得た父
こうやって書いてみると、いいことばかりです。

趣味は、刀剣(銘当て)、漢詩、読書、クラシック鑑賞など、堅そうなものばかりです。
そういう意味では、豪放磊落というイメージではありませんでしたが。

そんな父が唯一意外な態度をしたのが、私が16歳でバイクに乗るのをあっさり黙認したことです。
「自分が飛行機乗りとしていい格好ができたから、息子がしたいというならさせてやろう。」と思ったらしいです。 


よくあるオヤジと息子の関係で、あまり口をきかなかった時期もありましたが、それを結びつけてくれたのは酒かな。
ビールが好きな点は、直接遺伝で受け継いでいます。
二人で飲みまくり、父子共々おフクロに怒られるといった日も。

告別式の日が誕生日で2日足らなかったんだけど、86歳という長さは、オヤジにとってちょうどよい一生の長さだったなあ、と思っています。




PC補修、その後


PC補修にようやく終わりが見えました、ええかげん疲れてったぜ…。
理屈から言うと、7年前の最先端の仕事をしていることになります。
自動アップデートのサポートで知らない間に使っていたソフトを、今回は自分で探し一つひとつ手で入れています。
すごく時間のかかるものもありました。


131226_IMG_0249a.jpg


まず、購入時のこのVISTAのIEのバージョンは6ではなく7でした。
そんなことも知らんと使っていたのか。
まるで、自分のバイクが1700ccなのか1200ccなのか知らずに乗っているようなものだ…、えらそうなこと言えん。
ま、どちらでもツーリングはできるが…。

IE7を8にするには、VISTAのSP1を入れる必要があります。
やってみると、SP1で2時間、IE8で1時間かかりました。
本を読んだり、バイクを磨いたりしながらしました。
さらにSP2にして、IE9を入れます。

OSとインターネットに関して、VISTAではここまでです。
数日前まで使っていた見覚えのあるレイアウトの画面が戻りました。


131226_IMG_0255a.jpg


PC内のHDに余裕ができたことと半年ぐらい前にメモリーを買い足したこともあって、今回はシマンテックの90日体験版のウイルスソフトを入れてみます。
これでもアップデートが大量に出てきて、なかなか進みません。
「こ、これでもこんなに時間がかかるのか。」と思いました。


動画系のソフトを何個か入れている最中にトラブル発生です。
「StreamTransport」というソフトを入れているときに、Baidu系の混入がありHao123の洗礼を受けました。
やっぱり英語を知っておかなければ損するなあ、「Next」だけ知っていると余計始末が悪い…。
幸いBaiduIMEは回避できた模様、Atok派でIMEに興味がなくてよかった…。
調べてみると、徹底的にやっつけるためには「レジストリ」というものまで調べなければならないらしいけど、一般的な探し方では見当たらないで、この程度でよしとすることにします。

でもBaiduもあと何年かして飛躍的に性能が上がれば、みんな使い出すかもしれませんね。
汚いことせんと、コツコツ技術開発してね。


VISTAのサポートは2017年までです。
今回ここまでやったので、どうやらそのころまではこのPCとともに暮らせそうです。
今のところそれほど不便を感じないけど、「このOSでは無理」と言われるのが増えてきたら考えるようになるでしょうね。
データの大部分をPC本体のHDに入れましたが、その内、外のHDに放り出さなければならないのは必至です。
バッテリーはとっくに昇天してるので、線がいっぱいつながったPCになる…、これでノート型といえるだろうか。




ノートPCのドライブを一本化


家のメイン機であるノートPCのCドライブが、残り5GBになりました。
かねてより、いつかしなければ…と思っていたCドライブ一本化をすることにしました。
幸いDドライブはわりとゆとりがあるので、一つにすれば今後起こるだろうHD不足による動きの限界が遠のくことになります。
説明書を読みながら、がんばります!


131225_IMG_0239a.jpg


もともとバックアップは気をつけているので、データはオール外付けHDでも別に問題はありません。
それほど速く文章を考え、それほど速く打てるわけでもないし。
また、それほど多くの写真を短時間で整理している方でもないので。

となると、VISTAも、かなり長く使えるのでは…。
どこかで読んだのですが、このパーティションの区切り替えはVISTAから素人でもやりやすくなったそうです。
実は、この作業をするのは2回目です。
評判のよくなかったVISTAもいいところあるじゃん。


131225_IMG_0240a.jpg


極端に整理されたこのディスプレイをみて満足していたのですが…。
ここまで約1時間ぐらい。
このあと、アプリケーションのインストールやアップデートで目茶苦茶時間がかかります。

まずマイクロソフトの表計算とワープロソフトなど。
これがないと、いざというときに家で仕事ができません。
私は好きなワープロは一太郎なので、それで30分以上(花子も使っています。ATOK派です)。
仕事では当然ワードも使いますが、一太郎の方が性能がいいと思っている一人です(だいぶん減りましたが…。)

ウインドウズのアップデートは8年分ぐらい、これも半端な時間ではありません。
114個ありました、いったいどのぐらいかかるんだろう。
今それをしながら、文章を書いています。


131225_IMG_0242a.jpg


CPUとメモリーの状態は悪くないようでしたが、IE6は古いよなあ。
サービス期間が終了している…。
何とかなるんかいな、どうせ明日以降の話だけど…(今日は時間ない、もう眠たい)。

コツコツとがんばっていましたが、強力な動画ダウンロードソフトを入れようとしたら、変なウイルス混入!
しまった!、変な予兆があったのにそのまま「OK」でいってしまった。
IEが潰れた!
治すのに、その4~5倍の時間がかかりました。
メモ用紙を用意し、ファイル名をいちいち書いて消していきました。
ヘンなことするから、そんなんなるんだよな。

おかげでPCの勉強ができ、最後はほぼ快適なマシンに戻りました。
でも、再インストールした日に潰れるとはね。
まだ少し残っているかもしれないけど、病原菌を持っていない人間はいないのと同じ理屈で、たいしたことはないだろう。
このようなことは、以前にもあったことだし。


みなさん、これからも「なかなかなれないツーリングの達人」をよろしく。
別に病気はうつりませんから。




花の市場


12月はクリスマスとお正月の準備で、花がたくさん売れる月です。
ヨメさんの花の仕事は主に主婦相手のレッスンが中心ですから、それほど大量の花が必要なわけではありませんが、この時期だけでは近くの市場ではまかないきれなくなるようです。
そこで量と質を求めて、大きな市場へ買い出しに出かけます。


IMG_0233a.jpg


23日に出かけた先は、鶴見区にある「大阪鶴見フラワーセンター」です。
建物には、三井系のアウトレット店があり、あまり関係がないと考えられる二つの複合施設になっています。
画像下部の駐車場で3Fですから、かなりの大きさの建物です。
ブロッサムという看板がついています。
この画像は帰りに撮ったものです。
着いたときは午前6時ごろで、夜中のように真っ暗でした。


IMG_0218a.jpg


私がここに来るのは2回目です。
役割は、花を運ぶ、選んでいる間買った花を持って立っているなど、ヨメさんの手伝いです。
頭を全然使わないわりにはしんどい仕事なのですが、その間に市場の中の活発な人の動きを見ているのはなかなか楽しいものです。
この雰囲気が好きなので、手伝うのが苦にならずに、また行こうということになってしまいました。


IMG_0217a.jpg


一番面白いのは、機械化されたセリ会場です。
横に長い大きな劇場のような感じで、スタジアムのような観客席?が並んでいます。
すべてテーブル付きで、そこにはセリをするための端末機が備えられています。


IMG_0219a.jpg


セリも、横並びになって5つぐらいが同時進行です。
端末機の席数からいって、だいたい700人ぐらいの人が参加できるようです。
買い付ける方はこの機械を使ってすべての仕事ができるため、この会場で聞こえる威勢のよい声は、すべて市場の人たちが品物を見せるときに出す声です。
昔のことは知りませんが、今は声が一方通行です。


IMG_0221a.jpg


取引が活発になると、搬送用のローラーコンベアも品物がたくさん動き回り、たいへん賑やかになります。
セリ会場のコンベアがタコの頭の部分で、下のようなコンベアがタコの足のようです。
このようにして、品物はこの施設内の至るところに運ばれていきます。


IMG_0229a.jpg


あまりこういうものを見慣れていないせいか、バーコードをもとに自動的に行き先を間違えず品物が動いていくようすは、子どもの気持ちになって面白く見ることができます。

やがてローラーを流れる品物は、何ヶ所かある出荷ブースに分かれて進んでいきます。
そして、その横には駐車場があって、業者のクルマが停まっている、という具合になります。
う~ん、よくできているね。


IMG_0230a.jpg


このセリに参加できるのは、うちのヨメさんのような素人に毛の生えたような段階の花関係者ではなく、一定の保証金を支払った会員で、それはもっと大量に花を流通させている業者です。
ヨメさんのような人は、始めの方の画像にあったようなこの市場内にある仲卸店舗で花を買います。
花の数量はかなり多く、見た感じは小売店とはだいぶん違います。


MITSUI_OUTLET_PARK_Osaka_Tsurumi_a.jpg
                                                          ※ウキ画像より

この市場にいた2時間半ぐらいの間に、モーニングサービスとオムライスを食べました。
ヨメさんの仕事の手伝いというよりは、楽しい社会見学といった感じのひとときでした。




プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みにかたよる

最新記事
最新コメント
シンプルアーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR