京奈和自動車道 延伸開通!
京奈和自動車道が延伸開通しました。
今回開通したのは、紀北かつらぎICから紀の川ICまでの12.9kmです。

早速開通式に行ってきました。
実は予定時刻の午後3時には間に合わなかったのですが、犬鳴山からr62で広域農道道の少し南にある紀の川ICのやってくると、何やら人が大勢います。
開通前から並んでいる多数のクルマの整理をしていたのではないか、と思われます。
このときは一瞬ですが豪雨状態、ご苦労さまです。

この紀の川ICが今回開通した最西端になるので、かつらぎ町方面からやってきた「開通を並んで待っていた」と思われる人たちが、どんどんICを下りていきます。
この雨にもかかわらず、バイクで開通式に臨んだツワモノも何台か含まれています。

新しい道路標示の看板ですが、道路の周囲には踏み固めただけの、草一本生えていない土砂がたくさんあり、今日の開通に合わせて、いかに急ピッチで工事を急いでいたのかがよくわかります。
関係者が道路のサイドに多数いて、この雨でなかったら今日も工事が続いていたのではないかと思いました。

対面2車線の自動車道としては、かなりの交通量です。
新しい道路を走ってみようという人は、たくさんいるようです。
みんな好きね、…私も。
やがて出口のICはフン詰まり状態になっていきました。

トイレと駐車スペース以外は何もないかつらぎ西PAです。
かつらぎ西ICに併設する形で造られています。
このICを下りると、今のところ、拡張工事が終わっていないr125を通ってR24に抜けざるを得ないようです。
この道沿いの民家の人は、工事と急激な交通量の増加で参っているでしょうね。

堀越観音ツーリング(3/22編)その5 ; 蔵王峠から工事現場へ
堀越観音をあとに、蔵王峠の方に向かいます。
蔵王峠に着くと、北側である滝畑方面からやってくるr61が通行止めになっていました。
今日はそちらには曲がらないので関係ありませんが、和泉山脈越えの最悪府道ですから、おそらく土砂崩れがあったのでしょう。
r61を南下し、山林地帯から果樹園地帯に出ます。

定番の休憩スポットで、今日もやはり停まります。
ここは、年賀状に使った写真を撮ったところです。
とても景色のいい場所です。
鬱蒼とした樹林帯から、急に視界が開ける場所に出るから、なお一層そう感じるのかも知れません。
おまけにバイクが停めやすいスペースがあって、まるで「ここにバイク停めてね。景色、見ていってね。」と言っているように感じるのです。
しかし、ほかのバイクが停まっていたことはありません。
…秘密の、自慢の場所にしておこう…
さあ、自然や景色を満喫するツーリングはここまで。
短野で県道を右折し、滝、広口を通って、笠田周辺の京奈和自動車道およびその関連道路の建設現場へ足を運びます。

どう考えても誰かの私有地とわかる小さな果樹園に登ります。
途中で、道全面にミカンが転がっていて、どう工夫しても踏んづけていかなければならないところがありました。
堅いミカンがあったらいけないので、慎重に通ります。
バイクが変な汚れ方をしました。
臭くはないと思います、ミカン汚れというか…。

普段のツーリングで、高野山や龍神スカイラインへ行くときによく通るr125です。
道路側面の工事をしているので、拡張され対面2車線になることは間違いないようです。
ここにはICとPAができる予定ですが、今のところ影も形もなく、自動車道開通後も工事が続きそうです。
この西側にも高規格道路が一つ造られていました。
R480平道路の延伸部分になるのか、それともICからR24への接続道路になるのかのいずれかだと思います。
笠田の風景、変わりますね。
いつもよく通っている町村の変化は、とても楽しみです。
<おわり>
堀越観音ツーリング(3/22編)その4 ; 堀越観音に到着!
いよいよ、目的地である堀越観音に到着しました。
山の中腹にあるお寺で、正式な名前は真言宗山階派の天龍院というそうです。

ここは「癪」の病に効用があるそうで、別名「堀越癪観音」という通称があります。
寺の入り口には下のような掲示板があり、お寺のセールスポイントをアピールしています。
樹齢200年の県の天然記念物であるサザンカが植えられています。

このごろ、いろんなことがあってもあまり腹を立てずに聞き流すことができたり、すぐに忘れるようになったりしてきたのは、この堀越観音に何回か来ているからかも知れない。
いいことですね、これからの人生後半は、そういう風に過ごしていかなければ。

境内から見える牧歌的な山村の風景です。
府県境が入り組んでいるところなので、この道を進むとまもなく大阪府河内長野市に入り、すぐに蔵王峠に着きます。
山は燈明岳の裾野です。
燈明岳が857mですから、この堀越観音はかなり標高の高いところにあるといえます。

ここでは、サザンカよりもこちらの大イチョウの方がよく目立ちます。
秋になると、この木の見事な黄色い紅葉はかなり遠くの標高の低いあたりからの道からでも見え、寺の位置を教えてくれる目印になっています。
でも何か大手術をしたようで、幹と太い枝だけの姿になっています。
堀越観音のシンボルなのだから木のための処置でしょうが、これで秋に立派な紅葉が見られるのかな?
それともこういうことは、しょっちゅうしていることなのかな。

重量級のお友だちも来ていました。
ここまで来る道は、多分ハーレーなら通れる限界に近い道だと思います。
でもこのすぐ下に、ピザ屋さんである「月空」があるから、そこに来るハーレーはあるだろうな…。
<つづく>
堀越観音ツーリング(3/22編)その3 ; 峠を越えて
お馴染みの鍋谷峠です。
向こう側が大阪府で、手前側が和歌山県です。
いよいよ府県境を越えて、和歌山県突入です。

今日の鍋谷峠の気温は3℃です。
この地点はよく写真を撮っている場所です。
鍋谷峠の標高は670mですが、同じ高さの紀伊山地の峠と比べると、いつも少し気温が低いように思います。
やっぱり、少し北にあるからでしょうか。

定福寺に到着。
この場所は、いつもここに来るとバイクを停める定点ともいえる位置です。
日差しがまぶしい和泉山脈の南側斜面ということで、ちょっと山から下っただけで気温が全然違います。

秋になると、吊されている大量の干し柿が出迎えてくれる四郷の村々ですが、今日は梅です。
山の斜面で満開の花を咲かせ、まるでそこだけ明かりが点いているように見えます。
目的地の堀越観音は、あと僅かです。
<つづく>