高倉林道から上之郷へ ~ トリッカー周遊 2016の秋
高倉林道は、泉南市にある堀河ほりごダム湖の上流付近から、お菊山を通り、新家方面に抜けていくダート(一部舗装)林道です。
2、3年行かない内に堀河ダム側がたいへんガレていて、優しい林道からちょっとキビしい林道に変化していました。
道路の真ん中が水の流れる溝のように低くなっているところがあり、未舗装路の維持管理は難しいんだなあと思いました。
何をもって悪路というのは人によってレベルが違いますが、私の場合はへっぽこオフライダーですから、その分を差し引いてお考えください。
そのせいで、腰、痛くなったぜ。

新家側には、大阪湾の展望がきれいに見えるビューポイントがあります。
梵天山からもいい景色が見えますが、この場所はその梵天山の海側になるところです。
遠くに、関空連絡橋やゲートタワービルが見えます。
この地点で休憩していると、この山道をハイキングする女の人が歩いてきて、「こんにちは。」と声を掛けられました。
よく、朝の散歩などで出会った人同士が交わしているような挨拶です。
バイクに乗る格好をしていても、そういう感じで声を掛けられるとは…。
オレって、ワイルドなライダーに見えないのかなあ、と思いました。 確かに見えないな。認める。

ところで、この女の人が自分より年上か年下かが全く想像できません。
普通に考えると多分年上だと思うのですが、回りの人が見たら反対に思うかも知れません。
「女性が山を散策していると、初老のライダーが休憩している素敵な場面に出会った。」ということでしょうか。
…何というか、安全で緊張感のない設定。
もう一つ、思ったことがありました。
「オ

続いて、r30大阪和泉泉南線の新家-長滝間の旧道部分を探索します。
この部分、現在はあとでできたと考えられる2車線道を府道指定してあります。
直交している交差点を何回か右左折するので、これは昔からの道とは考えられません。
いつか旧道を探そうと思っていました。
これって、私の趣味です。
実はトリッカーで走っているときは、こんなことをよくしています。

※ 国土地理院 クリック大
結果、簡単にその道を発見しました。
JR新家駅側は住宅開発でもとの道筋が変わっているようでしたが、泉南市兎田の村中を通るところからJR長滝駅まではかなり昔からそのままの道筋で使われている道があります。
「それを見つけて、どうなるの?」と思う人がいるでしょうが、答えは「私がたいへん満足する」です。
泉佐野市に入り、上之郷下村で休憩します。
農地が広々としていて、田園風景が美しいところです。
こちらの気持ちも広々としてきます。
ここからも、関西国際空港のゲートタワービルが見えます。

この日のツーリングのどこだったか忘れましたが、Uターンしてアクセルを開けたら、ギアがニュートラルに入っていて立ち転けしそうになりました。
軽いトリッカーなので足を付いたら大丈夫だったんですが、ちょっと変な姿勢で力を入れました。
それが腰痛の原因かな?

翌日、違和感があり、整骨院に行きました。
かつて苦労でなかったことが、苦労になってくるなあ。
これにて、この日のトリッカー周遊の旅は終了です。