FC2ブログ

ファールと罰則 ; その4


この項、最終回です。
日大アメフト問題で書き始めたので、それで締めを。

関東アメフト連盟所属の各大学は、クラブのOBが監督やコーチを務めているところが多いそうです。
連盟の中もそういう人が中心で、いわゆるアメフトでメシを食える人はほとんどいないようです。
アマチュアスポーツですから、当然そういうことになるのでしょう。

今回、いろいろな報道で日大の指導者の体制がわかりました。
監督は大学の中核の職員、コーチも講師などで大学から給料をもらっているとのことです。
アメフトでカネをもらっていないのならこれもアマチュアの範囲ということになりますが、条件的にはたいへん恵まれているといえます。
このようなスタイルは、日大を強豪に育てたカリスマ名監督である故・篠竹幹夫氏のときから作られてきたようです。
このような指導体制を持つ大学がいくつぐらいあるのかは知りませんが、アマチュアスポーツではとても優れた環境だと思います。
学生選手にとっては、卒業後のサポートも受けられます。
新興勢力の大学がうらやむような、理想的な指導体制だといえるのではないでしょうか。




ただ今回起こったことで、何が問題発生の土壌になったのかが問われました。
高給取りとして生活が保障され、会社(大学)の中でも幹部である人間が、アマチュアのボランティア精神で会社(大学)の関連部門に携わるという姿は、誰がどこから見ても文句の言いようがありません。
でも、これには「アマチュア」の限界というものを感じます。

プロスポーツであれば、成績が悪いときには会社の社長が監督のクビを切ります。
しかし、会社の社長が会社のサッカー部の監督をボランティアでしているとしたら…、クビを切る人がいない!
自分から辞めない限りは、たいていは長期政権になります。

日本一を争うレベルともなれば、指導体制は規模の大きなものになって当然です。
それは会社(大学)の宣伝であり、方針となる場合もあります。
注目される大会で優勝すれば、会社(大学)の名前は多くの人の記憶に刻まれます。
効果がさらなる体制の強化を生みます。

強豪と長期政権。
長期政権は良い面がある一方、やはり悪い意味でこの言葉を使う場合が数多くあります。
スポーツに限らず、固定化したピラミッド体制が失敗した例は、これまでにたくさんありました。
アマチュアスポーツの指導者は、常に変化を求めることと後継者を育てることを忘れてはならないと思います。





最後に。
先日、偶然に昼間点けたテレビで、この日大アメフト事件が取り上げられていました。
これまでにもマスコミでいろいろ報道されてきましたが、この番組には驚かされました。
あんまりヒドいので、かえって?注目して、ちょっとの間見ていました。
そして、その番組を修飾する言葉をいくつか考えました。

・ 社会正義というより、弱者を袋叩きにする感が満載。
・ 勧善懲悪で、人の悪口を言うことが正しいと錯覚する。
・ 一方通行の印象操作。
・ 微に入り細に入りだが、間口が狭い。
・ 問題を社会問題として一般化せず、興味が尽きた時点で報道をピタッとやめる(と思う)。

でも、視聴者がいるから番組が作られるわけで、この番組の視聴率が高いのならこういった論調の番組は増加することになります。
これは「マスコミの限界」だろうかな、それなら私たちの問題かもしれない。


テレビで流れていることは、すべて、確実にテレビ局の考えであって、確実に正しいことではありません。
松本サリン事件をもう一度起こさない!


<おわり>






スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Rip

Author:Rip
性別 男
年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
短所 判断が自分の好みにかたよる

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
シンプルアーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR