道東ツーリング「根室本線をたどる旅」その7


カキ丼を食べたあとに向かった先は、霧多布岬です。
この岬の話は、前回網走で出会った札幌のライダーから聞いたことがありました。
「あの辺は、ホントに何にもない。道があるだけ。」
北海道の人がそういうのだから、それは面白いところ、行ってみたいところでした。


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海沿いの道道r123を通りましたが、道の横の樹木しか見えない、それほど景色のよい道ではありません。
樹海の中の道という感じで、それが2~30kmという半端ではない距離の間続きます。
道は海岸段丘の上を走っているので、海面はかなり下の方です。
霧の中に時々見え隠れする海は、茶色というよりはどす黒い色で、それに激しい波の白い模様が混じります。
この心細い道を走っている私には、何か地獄絵を見ているように感じられます。


霧多布岬に到着します。
ここも段丘の上が平原状になっている景色のいいところです。


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この日はこんなものです。
霧がなければ周りの景色も最高だと思いますが、今日は多くを望むわけにはいかないようです。
空気中の水蒸気が飽和状態なのか、高台にいる私たちは、一瞬で霧の中になったり、視界が開けたりします。


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この霧多布は、もともと砂州でつながっていた陸地でしたが、1960年のチリ沖地震の津波で砂州が崩壊し、現在は島になっています。
この時は11人の死者が出たそうで、それまでにも何回も津波の被害を被っているところだそうです。
岬は段丘になっていて高いですが、市街地は砂州の辺りにあり、今年3月の地震でも津波が4mの防潮堤を乗り越え、海水が町に入り被害があったそうです。


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お店が2軒あります。
その他に、元ライダーハウスだった掘っ立て小屋の廃屋があります。
霧多布キャンプ場はもう少し先、岬の先端に近いところにあります。


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ソフトクリームを食べながら、学生時代に川西市でいたという店のおじいさんの話を聞きます。
この人は、かなり話好きです。
上の津波の話は、このおじいさんから聞きました。

この浜中町は、町の中心は霧多布で、根室本線浜中駅のあるところは町外れになるそうです。


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下の画像の先には行きませんでした。
理由は…、
この直前に実力不相応、急勾配の砂利ダートの道を「エイヤーッ。」と登っていったところ、そこが袋小路だったので、今度は死ぬような怖い目をしながら下りてきたところだったからです。


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で、やめました。
手も痛いし…、第一、気持ちの方が…。
その砂利ダートの下りは、今回のツーリング中の最大ピンチな場面でした。



このあと、霧多布湿原に行きます。


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タンチョウを見ました!
そのときは「見間違いだろう。こんなところにいないよなあ。」と思いましたが。
あとでわかりましたが、子育てのために定住しているタンチョウヅルが、数羽この湿原にいるらしいのです。
もっと、ゆっくり見といたらよかった。


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霧多布湿原センターでいろいろ勉強します。
日本の湿原の面積ランキングは、
 1位 釧路湿原
 2位 サロベツ原野
 3位 霧多布湿原
それって、私の北海道旅行で行った順番じゃん?


厚岸に戻り、鉄道の駅まで歩いて1分の「ホテル五味」にチェックインします。
私にしては、たいへん珍しいホテル泊です。


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当初、乗車しようと思っていた根室本線のコースは釧路-根室間でしたが、それを厚岸-根室間に縮小することにします。
明日は、この駅前ホテルから鉄道の旅です。


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カキは不漁とか言ってたけど、やっぱりホテルの料理はええなあ!
食後3時間ほど、消化のための満腹爆睡でした。




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Rip

Author:Rip
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年齢 戦後生まれ
住所 岸和田市
趣味 バイクほか…
長所 楽しく酒が飲める
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